📊 総資産:11,517,822円(前月比 +64,291円)
月末にかけて相場が盛り上がる中、積立中心の堅実な運用を継続したことで、しっかりプラスで着地しました。
無理に動かず、“市場と程よい距離感”を保てた月だったと思います。

01|静かに始まりつつある“夏の上昇相場”
6月前半は材料難で膠着した相場が続いていましたが、月末にかけて米国株・日本株ともに上昇。
一部では「サマーラリーが始まりつつある」という見方も出てきました。
米S&P500・NASDAQは史上最高値を更新し、日経平均も一時39,900円台まで上昇。
投資家心理も回復しつつあり、市場全体にポジティブなムードが漂い始めた印象を受けました。
ただし、楽観の裏には静かに進行している変化もありました。

02|市場の裏側では“異変”が進行中
6月中、市場では以下のような動きが観測されました。
- 🛢 中東リスクの再燃 6月中旬、イスラエルによるイラン攻撃が報じられ、原油価格は週ベースで10%以上の急騰を記録。 → インフレ懸念再燃のきっかけに。
- 💵 米ドルの急落 ドル指数は1973年以来のペースで下落し、安全資産である金の価格が25%上昇。
- 📉 米経済に減速の兆候 個人消費や雇用統計が鈍化し、「景気後退入りが近い」との見方も一部で出始めています。
こうした不安要素を背景に、「株価の上昇=全面的な安心感」ではないという見方が投資家の間で広がりつつありました。
03|運用方針は「焦らず・止めず」
こうした相場環境の中で、あくまで定例の積立を継続し、大きなリスクは取らないように運用しました。
- ✅ 積立:eMAXIS Slim S&P500/オルカンを中心に月3万円
- ✅ 分配金再投資:米国ETF(HDV、SPYDなど)
- ✅ 為替や金利動向を見ながら、スポット買いは見送り
全体的にはリスクを控えめにしつつ、「やるべきことは続ける」姿勢を保ちました。
04|7月に向けて意識していること
7月以降、相場にはいくつかの重要イベントが控えています。
- 🇺🇸 米関税政策の再発動リスク(通称“リベレーション・デー”)
- 📈 米CPI・雇用統計などの経済指標
- 🏦 日銀の政策修正の可能性(長期金利動向)
- 🗳 日本の選挙や消費税議論による為替影響
投資家の間では「今は好調でも、一気に波が荒れる可能性もある」との警戒感も見られます。
私も引き続き以下のスタンスで臨む予定です。
- ✔ 積立は継続(ルール通り)
- ✔ キャッシュ比率をやや厚めに
- ✔ リスク資産の買い増しは慎重に判断
- ✔ 中東やエネルギー市況にも目を向ける
05|サマーラリー終焉?ポジション調整の判断
6月末にかけて強まった上昇ムード。
一部では「サマーラリーの前哨戦だったのでは」との見方が広がりましたが、7月以降はその勢いにやや陰りも出始めています。
そこで私は、米国株ポジションの一部を利益確定し、日本円へとシフトする調整を実施しました。

💡 ポジション調整の主な理由は以下の通り:
- 🇺🇸 トランプ前大統領による“関税再発動”への警戒感 → 7月9日の“リベレーション・デー”が意識され、米株に中期的な売り圧力が出る可能性
- 📉 夏枯れ相場の到来 → 毎年夏は出来高が減り、ボラティリティが上昇しやすい季節。短期的なリスクを避けるためにも一部利確を選択。
- 💰 バリュエーションの高さと為替の反転リスク → 米株の割高感、円安一服の兆しから、日本円での資産保持を意識
📝 おわりに
2025年6月は、「派手な変動は少ないけれど、気を抜けない一ヶ月」でした。
株高の裏にある不安要素や異変を意識しつつ、“動かないこと”が最大の成果になる局面もあることを再確認しました。
投資をしていると、やらなきゃ損、動かなきゃ負け…と焦る気持ちも出てきます。
でも今月は、**「焦らない勇気」**がパフォーマンスにつながったと感じます。
7月もまた波乱含みの展開になるかもしれませんが、コツコツ、着実に前進していきましょう。
お読みいただきありがとうございました!
皆さんの6月の成果や相場への考えも、ぜひコメントで聞かせてください📩
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