【2025年5月】投資状況まとめ

投資成績

2025年5月の投資を振り返ると、静かに浮上してきたキーワード「ABUSA」と「TACO」が投資界隈に影響を与えました。また、例年通りであれば6月以降にやってくる「サマーラリー(夏の株高)」を意識したポジション調整も重要なテーマとなっています。

さらに、米国ではトランプ前大統領の関税政策再浮上が市場の不安材料となっており、輸入品への大幅な関税引き上げ発言が投資家心理に影響を与えています。


ABUSAとTACOって?

ABUSA:Anywhere But USA(米国以外ならどこでも)

TACO:Trump Always Chickens Out(トランプはいつもおじけづく)

このふたつは、米国市場の不透明さを皮肉った言葉であり、特に2024年末からのトランプ再登場や関税発言の影響で、米国株を一時的に避ける動きが強まりました。

関税が強化されれば、輸出入企業やサプライチェーン関連企業が打撃を受ける可能性があり、米国企業への投資リスクが高まるという見方もあります。

その結果、2025年は「米国以外に資金を振り向ける潮流(ABUSA)」が投資家の間で注目されています。


ドイツ株が好調なワケ

そんな中、欧州最大の経済国であるドイツが、製造業と輸出産業を軸に景気回復の兆しを見せています。

好調の背景:

  • ユーロ安 → 輸出企業に追い風
  • インフレ鈍化 → 個人消費の回復
  • ECB(欧州中央銀行)の利下げ観測

これらの要因が複合的に作用し、DAX指数がじわじわと上昇しています。


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商品名種別ティッカー信託報酬NISA対応特徴
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インデックスファンドDAX(ドイツ株式)投資信託年0.77%成長投資枠OK積立投資OK。配当込み指数で中長期保有向き。

どちらも楽天証券で簡単に購入でき、NISA成長投資枠に対応しているのが魅力です。


今後の展望と戦略

  • ✅ 米国政治の影響が大きい時期は、ABUSA的視点で分散投資を意識
  • ✅ ドイツを含む欧州株は引き続き注目。とくにDAX構成企業はグローバル競争力あり
  • ✅ NISA枠を活かしたETF・インデックスファンド活用を継続
  • ✅ サマーラリーに備え、守りながらもリスク資産を段階的に増やす
  • ✅ トランプ関税再強化への警戒も忘れずに、輸出入リスクの分散を図る

📌 まとめ

2025年5月は、「米国以外に目を向けた分散投資」と「サマーラリー前の準備期間」、そして「米国政治リスクへの対応」が重なった月でした。 今後も為替や金利動向を見つつ、欧州や新興国への分散を強化していく予定です。

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